地下鉄の車内は窓ガラスはあるのに、景色が見えない。
当たり前のことだが、もし地上の景色が見えたら。
今どの辺りにいるのか。外は傘が必要か、など、
景色が見える事で解決できる事は沢山ある。
制作:衣袋宏輝、北原龍一、行徳茜、竹村優奈、藤田佳子、横尾奈美
協力:東京都交通局、東京芸術大学
2009年10月18~20日
新宿西口広場にて展示
特許出願中。
『イマドコ』は地下鉄列車内における映像ナビゲーションシステムの提案だ。
地下鉄では、地上の列車とは違い、景色が見えない。私たちは日常生活で景色を見ることによって様々な情報を得ている。今どこにいるのか、雨が降っているのか、etc.
また景色が見えることによる心理的効果は計り知れない。地下鉄の暗いイメージを払拭するために、実際の外の景色と連動して動く映像ディスプレイを提案した。
映像ディスプレイはドアの上部に埋め込み式。列車走行中は地上を走っている映像が流れ、駅での停車中は駅名の情報とともに、地下から斜め上を見上げたような映像に切り替わる。
また、この作品は乗客への情報、安心の提供と同時に、新しい広告の提案も行っている。
地上のビルの広告とは違い、映像の中に仮想の看板広告、アドバルーン、ラッピングバスなどを登場させるという、新たなデジタルサイネージの提案をしている。
特に今回の提案先である、都営大江戸線などの狭い車内では、吊り広告で車内スペースを取るよりも良い。電車という、場所と関わりの深いもので、例えば店の宣伝やイベント情報など、場所性がより重要になる広告が出せるようになる。
車内パネルにて流した映像。



